刀義村純仁2尺3寸7分

真鍋純平氏の元に平成１１年入門。真鍋刀匠の一番弟子として作刀技法を学び、１８年に文化庁より作刀承認を受ける。翌１９年に新作名刀展初出品し入選。２０年も新作名刀展入選、２１年には新作日本刀刀職技術展覧会に初出品し入選する。
本作品は、義村刀匠の最新作で、相州伝に取り組んだ意欲作です。
ゆったりと湾れた刃文には沸が厚く付き、ところどころ互の目が交じり変化に富み、刃中には金筋・砂流等の働きが見られる。地鉄はよく詰んだ板目肌で、地沸よくつき、地景も表れる。
太刀を磨り上げた姿を思わせる刀姿は反り深く、曲線美が一層映えます。
本作は未登録で、ご覧の通り裏に年期等が切られていなく、お客様の好みの年期や言葉を入れる事が出来ます。
まだ誰の手にも渡っていない、本当の意味での「守り刀」になる新作刀です。
作品を見てから注文できる「注文打ち」は、大変希少な機会ですので、お勧めします。