太刀 村上靖延(靖国刀) of 美術刀剣津津堂

太刀 村上靖延(靖国刀)
¥750,000-

表銘:靖延
裏銘:昭和十五年二月吉日
長さ:69.5cm(2尺3寸)
反り:2.4cm
目釘穴:1個
昭和61年東京都登録

村上靖延の靖国刀のご紹介です。
通常靖国刀は、軍刀拵えに入る様に2尺1寸前後のやや小振りな姿を標準としています。しかし、本刀は2尺3寸と当時では長寸で、軍刀としてではなく注文打ちとして作刀されたものと思われ、出来も良く正に希少といえます。 
地鉄はよく詰んだ柾目肌で、刃紋は中直刃で小沸ついた匂い出来です。ハバキは素銅を柿色に色揚げされた上品なものがついています。

靖国刀と言うだけで価格が高騰している昨今ですが、本当に出来の良い靖国刀をお求めやすい価格でご紹介します。


村上靖延
(本名:村上円策)山形県出身 明治40年4月24日生まれ

履歴
昭和8年12月15日池田靖光の先手として入会
昭和14年1月11日板垣征四郎陸軍大臣より刀匠銘 靖延 を授名
昭和20年8月15日終戦 退会

主な作品
昭和14年2月靖国神社奉納刀
昭和14年3月後鳥羽院七百年祭奉賛会奉納刀

主な賞暦
昭和19年12月陸軍兵器行政本部主催第2回陸軍軍刀展覧会会長賞
〈参考文献/トム岸田著 靖國刀〉

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